SFC PLUSを維持するためのANAカード選び|VISA/Mastercardゴールドとダイナースを比較

マイル・ポイント・カード
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旅じたくのノート · ANAカード比較

300万円の「内訳」から、
自分に合う1枚を考える。

年会費を抑えるゴールドSFCと、ANA Pay・優待を活用するダイナースSFC。リボ払いなし・1マイル=1.6円で比べました。

情報確認 2026.10.30SFC PLUSVISA/Mastercard/Diners

SFCの新制度を見て、「これからSFC PLUSを維持するには、どのANAカードに支払いを集めよう?」と考えるようになりました。

2028年4月からは、ANAカードとANA Payの年間決済額300万円が、SFC PLUSとSFC LITEを分ける基準になります。※1

今回は、年会費を抑えやすいVISA/MastercardゴールドSFCと、ANA Payの還元や旅行特典が気になるダイナースSFCを比較します。

まずは、300万円の集め方を考える

初回の判定対象期間は2026年12月16日〜2027年12月15日。家族カードや対象となる家族のANA Pay利用も合算できます。※1

積立投資も集計対象なので、すでにある支払いをどうまとめるかが大切です。ANA Payは支払い分を数え、ANAカードからの直接チャージ分は重ねて数えません。

年会費と還元率を比べる

比較項目 VISA/MastercardゴールドSFC ダイナースSFC
本会員の年会費(税込) 16,500円 34,100円
家族カード1枚の年会費(税込) 8,250円 13,750円
本会員+家族1枚 24,750円 47,850円
通常の直接決済のマイル還元率 1% 1%
ANA Payチャージ+支払い 1.1%相当 1.6%相当
SBI証券のクレカ積立 対応 この積立サービスには非対応
通常決済で貯まるカード側ポイントの期限※3 ANAマイル移行可能ポイントは3年 リワードポイントは無期限

ダイナースは、本会員だけなら年17,600円、家族カード1枚込みなら年23,100円高くなります。この差を、ANA Payで追加獲得できるマイルや、実際に使う優待で埋められるかを見ていきます。※2

ANA Payをいくら使うとダイナースが有利?

ANAダイナースSFCでは、2026年4月1日利用分からANA Payへのチャージにも、200円につき1リワードポイントが付くようになりました。※3

ANA Payでの貯まり方 VISA/MastercardゴールドSFC ダイナースSFC
カード側のチャージポイント なし 0.5%マイル相当
ANAカードのチャージ特典 0.6%マイル 0.6%マイル
ANA Payでの支払い 0.5%マイル 0.5%マイル
合計 1.1%マイル相当 1.6%マイル相当

差はANA Pay利用額の0.5%分のマイル。1マイル=1.6円なら、ANA Payを100万円使うごとに、ダイナースで8,000円相当多く貯まる計算です。

年会費込みの差を、ANA Pay利用額500万円まで比べました。通常の直接決済は両カードとも基本1%なので、有利幅を決めるのはANA Payで払う金額です。※2 家族カードありの場合は、本人と家族の合計額で比べます。※4

年間ANA Pay利用額(家族は合計) 本会員のみ 本会員+家族1枚
0円 VISA/Mastercardが17,600円有利 VISA/Mastercardが23,100円有利
100万円 VISA/Mastercardが9,600円有利 VISA/Mastercardが15,100円有利
200万円 VISA/Mastercardが1,600円有利 VISA/Mastercardが7,100円有利
250万円 ダイナースが2,400円有利 VISA/Mastercardが3,100円有利
300万円 ダイナースが6,400円有利 ダイナースが900円有利
350万円 ダイナースが10,400円有利 ダイナースが4,900円有利
360万円 ダイナースが11,200円有利 ダイナースが5,700円有利
400万円 — ※4 ダイナースが8,900円有利
450万円 — ※4 ダイナースが12,900円有利
500万円 — ※4 ダイナースが16,900円有利

損益分岐点は、本会員のみで年220万円、家族カード1枚込みで年288万7,500円です。

家族カードありでは、ANA Pay合計300万円の差は900円。400万円なら8,900円、500万円なら16,900円まで広がります。300万円に届くかだけでなく、その先も家族でどれくらいANA Payを使うかで、選び方が変わりそうです。

なお、決済総額が500万円でも、ANA Payが300万円・通常の直接決済が200万円なら、差はANA Pay300万円の行と同じです。

積立を使うならVISA/Mastercardが有力

VISA/MastercardゴールドSFCは、SBI証券のクレカ積立に使えます。積立額もSFC PLUSの300万円に含まれるため、買い物だけで達成する必要がありません。※5

毎月の積立 12か月分の積立額 ほかに必要な対象決済
なし 0円 300万円
5万円 60万円 240万円
10万円 120万円 180万円

月10万円の積立が対象期間に12回計上されれば、残りは月平均15万円の対象決済です。すでに投資を続けている人には、使いやすい組み合わせだと思います。

積立の基本還元は条件を満たすと0.5%のVポイントで、通常の買い物の1%マイル還元とは異なります。※5 積立額は、もともとの投資方針や家計に合わせて考えたいですね。

ダイナースの特典を実際に使うか

還元率に加えて、旅行や食事で使える特典も気になるところです。

特典 気になる使い方
プライオリティ・パス
(Diners Club プログラム)
本会員・家族会員とも、海外の対象ラウンジを回数制限なく無料で利用できる。※6
エグゼクティブ ダイニング 対象レストランで所定のコースを2名以上で利用すると、1名分が無料。※7
LeaLeaトロリーの1日券 ホノルル観光に。本会員・家族会員それぞれ年度内2回まで。※7
カード側ポイントの期限なし リワードポイントのまま貯め、旅行の予定に合わせてANAマイルへ移行できる。※3

空港での待ち時間や、旅先での食事に使いたい特典があれば、年会費差をマイル還元だけで埋める必要はありません。使う機会があるかどうかも含めて考えたいところです。

どちらを選ぶかは、300万円の内訳で決める

重視すること 候補となるカード
年会費を抑える・通常の直接決済が多い VISA/MastercardゴールドSFC
SBI証券の積立も使って年間300万円を満たす VISA/MastercardゴールドSFC
ANA Payを多く使う ダイナースSFC。本会員のみ220万円、家族1枚込み約289万円が今回の試算の分岐点
ラウンジ・ダイニング・ハワイ特典を使う、カード側ポイントを無期限で貯める ダイナースSFC

僕は2026年3月のキャンペーンでANAダイナースに入会したので、特典をもう少し使ってから判断したいと思っています。

SFC PLUSを維持するために新たな支出を増やすより、積立や日常の支払いをどうまとめて300万円にするか。そこから考えると、自分に合うカードを選びやすくなると思います。

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注釈・計算条件

※1 SFCの制度・合算条件
300万円は既存SFC会員のサービス区分を決める基準で、新規入会条件ではありません。100万ANAライフタイムマイル到達者は決済額によらずPLUSとなります。300万円未満はLITEとなり、条件付きのANAラウンジ利用も案内されています。家族のANA Payは、対象のANAカード家族会員番号とのひも付けが必要です。ブランド変更前の利用分は原則対象外とされているため、切り替え時は判定期間と最新FAQも確認してください。参考:ANAの制度案内、決済額集計FAQ。

※2 比較・試算の前提
リボ払いなし、通常還元対象の買い物で比較し、積立は損益表に含めていません。1マイル=1.6円は、対象のSFC会員などが5万〜20万マイルを一度にANA SKY コインへ交換する場合を基にした評価で、現金価値や将来の条件を保証するものではありません。比較するANAカードからANA Payへの直接チャージと支払いを同額行う前提で、他サービスを経由するルートは除外しています。差額は「年間ANA Pay利用額×0.005×1.6−年会費差」で計算。通常の直接決済分は相殺し、共通の継続・SFC PLUS達成特典、入会キャンペーン、加盟店加算、端数処理は省略しています。付帯保険など全特典の比較ではありません。参考:年会費、SKY コイン交換率。

※3 還元率とポイント期限
ポイント対象外・還元率が異なる利用先は別扱いです。VISA/Mastercardの3年は通常決済のANAマイル移行可能ポイントの期限で、積立のVポイントとは異なります。ダイナースのANA Pay還元1.6%相当のうち、無期限で持てるリワードポイントは0.5%分。残り1.1%はANAマイルとして直接積算され、マイル移行後はANAマイルの期限が適用されます。参考:ダイナースの還元、ANA Payのマイル、ポイント期限、ポイント対象外利用。

※4 ANA Payの上限と家族利用
本人確認後でも、チャージは1回・1日10万円、月30万円、保有残高は30万円までです。表は月30万円×12か月=360万円を1人で継続するペースの目安とし、400万円以上は本人と家族の2人利用で比較。それぞれ自分名義のANAカードから自分のANA Payへチャージする前提です。SFC判定期間は暦月と一致せず、期首残高もあり得るため、360万円は厳密な年間決済上限ではありません。参考:ANA Payの上限。

※5 クレカ積立の条件
月10万円まで、本人カードのみ。基本還元は初年度0.5%のVポイント、2年目以降は前年の対象利用額10万円以上で0.5%です。積立額やANA Payへのチャージは、この三井住友カード側の利用額判定には含まれません。ANAのSFC PLUS集計とは別条件なので、通常の直接決済も含めて考える必要があります。買付・売上データの反映時期はANAの実績照会で確認してください。Oliveなどの別の上乗せ条件は比較に含めていません。参考:積立サービス、ANAカード等の基本付与条件。

※6 プライオリティ・パス
2026年11月1日確認。ANAダイナースSFCは、2025年4月から海外対象ラウンジの無料利用に年間回数制限がありません。本会員・家族会員が対象で、同伴者は有料です。国内は空港ラウンジのみが対象で、国内のレストラン・リフレッシュ・休憩施設などは対象外。ANAラウンジとは異なり、利用できる施設や受付条件は施設ごとに確認が必要です。参考:利用条件、Diners Club プログラム、国内施設の対象範囲。

※7 ダイニング・トロリーの条件
ダイニングは対象店舗・コースを所定の方法で予約するなどの条件があります。LeaLeaトロリー1日券は4月〜翌3月に各会員2回までで、同行者は対象外です。券の受け取り場所であるLeaLeaラウンジ自体の施設利用は含まれません。参考:ダイニング優待、LeaLeaトロリー。

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